スズメの意味
スズメとは、スズメ目ハタオリドリ科の小鳥。頭部は赤茶色。背は赤褐色で黒斑がある。
スズメの語源・由来
スズメの「スズ」は、その鳴き声か、小さいものを表す「ササ(細小)」の意味。
「メ」は「群れ」の意味か、ツバメ・カモメなど「鳥」を表す接尾語である。
スズメの鳴き声は「チュンチュン」と表現されるが、平安時代から室町時代までは「シウシウ」、江戸時代から「チーチー」「チューチュー」と表現されていた。
古代のサ行は「si」ではなく「ts」の音であったといわれ、「シウシウ」は現在の「チウチウ」に近い音であったと考えられている。
「スズ」は第二音節が清音で「ススメ」「ススミ」と呼ばれていたため、「シウシウ(チウチウ)」という鳴き声を写したものが「スス」と考えても不自然ではない。
また、小さい意味の「ササ」は「ススキ」の語源にも通じ、身近にいる小鳥であることから「ササ(細小)」の説も考えられる。
スズメの別名・類語
スパロー/黄雀