勾玉/曲玉/まがたま

勾玉の意味

勾玉とは、縄文時代から古墳時代にわたって作られた装飾用の玉。瑪瑙(めのう)・翡翠(ひすい)・碧玉(へきぎょく)琥珀(こはく)・水晶などを用いて作られた。

勾玉の語源・由来

勾玉の語源は、湾曲した玉なので「曲がった玉」の意と考えられており、「勾」の字も「曲がる」を意味する。
『古事記』(712年)には「曲玉」、『日本書紀』(720年)では「勾玉」と記されている。
一般に「勾玉」と表記するようになったのは、「曲」に「不正」や「ねじまげる」を意味する熟語が多いためといわれるが定かではない。
勾玉の起源は、動物の歯牙に孔をあけたものといわれ、曲がった形をしているのも、歯牙の形からと考えられている。
その他、の形に模した説、胎児の形に模した説、腎臓の形を模した説、魂の形を模した説、巴の形を模した説、釣り針の形を起源にした説、の形を起源にした説など様々な説がある。

勾玉の類語・言い換え

玉製品/装身具/装飾品/アクセサリー/首飾り/襟飾り/宝石/珠玉/玉/天珠/数珠

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