間髪を入れず/間髪を容れず/かんはつをいれず

意味

間髪を入れずとは、即座に。とっさに。

語源・由来

出典は中国の逸話集『説苑』の「其の出づる出でざるは、間に髪を容れず」などからで、「間(かん)に髪(はつ)をいれず」とも言う。
間に1本さえ入れる隙間もないということから、間髪を入れずは、事態が切迫して少しもゆとりがないことをいい、転じて、即座にする意味となった。
本来は、「間、髪を入れず」と「かん」と「はつ」に間を置いて読む
それが間を置かずに読まれるようになったことで、「間髪」で一語と誤解され、「かんぱつ」という誤読が多く見られるようになった。

類語・言い換え

即座に/即刻/即時/インスタント/すかさず/すぐに/すぐさま/直ちに/時を移さず/時を置かず/とっさに/瞬く間に/一瞬にして/あっという間に/たちまち/立ち所に/その場で/やにわに/ソッコー/パッと/疾風の如く/反射的に/無意識のうちに

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