火中の栗を拾う/かちゅうのくりをひろう

意味

火中の栗を拾うとは、他人の利益のために、あえて危険を冒すことのたとえ。

火中の栗を拾うの語源・由来

火中の栗を拾うというたとえは、17世紀のフランスの詩人ラ・フォンテーヌが、『イソップ物語』を基にした寓話「猿と猫(Le singe et le chat)」に由来する。
その寓話とは、におだてられたが、囲炉裏の中のを拾ったが、猫は大やけどしただけで、栗は猿に食べられてしまったというである。

火中の栗を拾うの類語・言い換え

火中之栗/火中取栗/火中に飛び込む/火中に身を投じる/自己犠牲を厭わない/自己犠牲を払う/手を出して火傷する/リスクを取る/リスクを冒す/リスクを背負う/リスクを負う/リスクテイクする/危険を承知でする/危険に立ち向かう/危険を冒す/賭けに出る/のるかそるかの大博打を打つ/大博打に打って出る/大博打を打つ/大勝負に出る/虎穴に入る/虎の尾を踏む/虎の口へ手を入れる/危うきこと虎の尾を踏むが如し/虎鬚を編む/虎の髭をひねる/虎の髭を数える/虎尾春氷/竜の鬚を撫で虎の尾を踏む/竜の頷の珠を取る/竜頷/危ない橋を渡る/危険な橋を渡る/剣の刃を渡る/卵を渡る/綱渡りをする/一髪千鈞を引く

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