キツネ/狐/きつね

意味

キツネとは、イヌ科の哺乳類。毛色は主に橙褐色。口先は細くとがり、耳が三角で大きく、尾は太い。また、油揚げや油揚げを使った料理。

語源・由来

キツネは、古名を「キツ」といい、「ネ」は意味なく添えられた語。
「キツ」は「キツキツ」という鳴き声を表した名と考えられている。

漢字の「狐」の字音「コ」も、鳴き声に由来する擬音語といわれている。
キツネは寝たふりをするため、「けつね(仮之寝・化之寝)」に由来する説もあるが、「キツ」の古名から変化した名のため、「ネ(寝)」を軸に考えるのは正しくない。

油揚げを「きつね」と呼ぶのは、キツネはネズミの油揚げが好物で、キツネ捕りの餌に使われていたことに由来する。

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