カラスムギの意味
カラスムギとは、イネ科の越年草。ヨーロッパ・西アジアの原産。畑地に生える雑草。また、エンバクの別名。
カラスムギの語源・由来
カラスムギは、人間が食用にせず、カラスが食べる麦の意味からというのが通説となっている。
その他、カラスムギの語源には、実が黒いことに由来し、「クロシ(黒)」が転じて「カラス」になった説や、実の色をカラスに見立てた説もあり、のちに「カラスだけが食べる麦」と誤解されるようになったとの見方もある。
エンバクを別名「カラスムギ」というのは、野生のカラスムギを作物として品種改良した栽培穀物であるところからである。
カラスムギの別名・類語
本来のカラスムギ
雀麦/茶挽草/茶挽/ひ麦/自然粳/じねご/西何方
栽培穀物のカラスムギ
燕麦/オーツ/オーツ麦/オート/オート麦/真烏麦/オートミール