河童の屁/かっぱのへ

河童の屁の意味

河童の屁とは、取るに足りないこと。簡単にやってのけること。屁の河童(へのかっぱ)。

河童の屁の語源・由来

河童の屁の語源には、「木っ端の火」が転訛したとする説と、河童が水中で屁をしても勢いがないことから、取るに足りないことの意味になったとする説がある。
木っ端の火は、取るに足らないことや、たわいもないことなど、河童の屁と同様の意味で使われており、その語源も定まっているため、「木っ端の火」の転化説が妥当である。
後者の説は、河童が水中で屁をしたことを想定し、その勢いがないことまで考え、取るに足りないことの意味に繋げている点で無理がある。
また、簡単にやってのけるという意味には繋がらない。
河童の屁を「屁の河童」と反転させる言い方は、江戸時代後期頃、言葉を反転させるのが流行したことによる。

河童の屁の類語・言い換え

屁の河童/木っ端の火朝飯前お茶の子さいさいお茶の子/茶の子/赤子の手をひねる/赤子の手をねじる/朝駆けの駄賃/朝駆け/ちょろい/簡単/イージー/容易/易しい/生易しい/易い/容易い/易易/平易/安易/安直/お安い/軽易/軽い/手軽い/楽/楽ちん/楽勝/余裕/へっちゃら/へいちゃら/取るに足りない/他愛もない/造作ない/訳ない/難くない/念もない/屁でもない/あっけない

TOP
テキストのコピーはできません。