餞/贐/はなむけ

はなむけの意味

はなむけとは、旅立ちや新たな門出に際し、激励や祝福の気持ちを込めて、挨拶言葉・金品・詩歌などを贈ること。

はなむけの由来・語源

遠方に旅立つ際、道中の安全を祈願し、の鼻先を行き先の方向に向けた習慣から、「馬の鼻向け(むまのはなむけ)」という言葉が生まれ、「馬の鼻向け」が略されて「はなむけ」となった。
「むまのはなむけ(うまのはなむけ)」は、『土佐日記』『古今和歌集』『伊勢物語』など、平安前期の文献に使用例が見られる。
現代では「はなむけの言葉」というように、旅立ちや門出の「挨拶」を意味することが多い。
しかし、「うまのはなむけ」は「送別会」や「餞別(せんべつ)」の意味での使用が多かった。

「はなむけ」の漢字「餞」は、「餞別」の「餞」で、食偏に「少ない」を意味する「戔」から成り、ささやかな祝宴からと考えられる。
「はなむけ」のもうひとつの漢字「贐」は、お金や宝に関する漢字を作る貝偏に、「尽」の旧字「盡」で、お金を出し尽くして祝うという意味が含まれているといわれる。

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