知音の意味
知音とは、心をよくわかっている人。親友。知人。
知音の語源・由来
知音は、『列子(湯問)』などの故事に由来する。
中国春秋時代、伯牙(はくが)という琴の名手がいた。
友人の鐘子期(しょうしき)が死に、伯牙は自分の琴の音をよく理解してくれる者がいなくなったと嘆き、琴の弦を切って二度と弾かなかった。
そこから、自分を知ってくれる人や親友を「知音」というようになり、よく知る人の意味から、恋人、女房、知人などにも「知音」が用いられるようになった。
知音の類語・言い換え
親友/マブダチ/心友/知友/大親友/ブロマンス/同心の友/心腹の友/肝胆相照らす/管鮑の交わり/金石の交わり/金蘭の契り/膠漆の交わり/断琴の交わり/断金の交わり/断金の契り/莫逆の友/刎頸の交わり/刎頸の友/水魚の交わり/水魚の親/魚と水/友/友達/友人/朋友/相棒/仲良し/仲間/知己/知人/知り合い/顔馴染み/顔見知り/馴染み