巳/み/巳年/みどし

巳/巳年の意味

巳とは、干支(十二支)の6番目。年・日・時刻などにあてる。方角の名で「南南東(南から東へ30度の方角)」。旧暦4月の異称。前は辰、次は午。
巳年とは、西暦年を12で割った際、余りが9となる年。へび年。

巳/巳年の語源・由来

漢字の「巳」の原字は、頭と体ができかけた胎児を描いたもので、子宮が胎児をつつむさまを表す「包」の中と同じである。
そのため、十二支の「巳」は、植物に種子ができはじめる時期と考えられる。
『漢書 律暦志』では、「止む」の意味の「已」とし、草木の生長が極限に達して次の生命が作られはじめる時期と解釈している。
この「巳」を「ヘビ」としたのは、無学の庶民に十二支を浸透させるため、動物の名前を当てたものであるが、順番や選ばれた理由は定かではない。

巳/巳年の類語・言い換え

干支の巳

へび年/己巳/辛巳/癸巳/乙巳/丁巳/十二支/地支/日読み/干支

方角の巳

南南東

陰暦4月の巳

巳月/巳の月/建巳月/4月/April/卯月/卯花月/卯の花月/梅月/仲呂/陰月/夏半/初夏/首夏/孟夏/清和/夏端月/木の葉採り月/正陽/正陽月/花残り月/花残し月/祭月/鳥待月/乾月/乏月/余月/実沈/得鳥羽月

その他の十二支

子年丑年寅年卯年辰年午年未年申年酉年戌年亥年

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