羊水/ようすい
羊水の意味羊水とは、妊娠時に羊膜の内側を満たす液。胎児を保護し、分娩時に流出して出産を容易にする。胎水。羊膜液。羊水の由来・語源羊水は、羊膜の内側を満たす液であることからの名。羊膜
人体・部位に関する言葉の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
羊水の意味羊水とは、妊娠時に羊膜の内側を満たす液。胎児を保護し、分娩時に流出して出産を容易にする。胎水。羊膜液。羊水の由来・語源羊水は、羊膜の内側を満たす液であることからの名。羊膜
しっぽの意味しっぽとは、動物の尾。魚の尾びれ。細長いものの末端。しっぽの由来・語源しっぽは、「しりお(尻尾)」の「R音」が促音化した語。「しりお」から「しっぽ」に音変化した事がうか
指の意味指とは、手足の末端から枝分かれした部分。人間は手足の先にそれぞれ五本ずつある。指の由来・語源指の語源は諸説あるが、古くは「および」と言い、さし出して物に及ぶところから、「及び(
うなじの意味うなじとは、首の後ろの部分。襟首。首筋。うなぜ。うなじの由来・語源うなじの「うな」は首や首の後ろを指す語で、「うなずく」や「うなだれる」なども、この「うな」に由来する。
羽の意味羽とは、鳥の全身を覆う羽毛。鳥・昆虫類の飛ぶための器官。翼状のもの。羽の由来・語源羽の語源には、「ハヤノヘ(速延)」の反や、跳ねるところからとする説もあるが、漢字で「羽根」とも表記
唾の意味唾とは、唾液(だえき)。つばき。唾の由来・語源「つば」は「つばき」の「き」が脱落した語で、現代の言葉で言えば「唾吐き(つばはき)」が語源である。古くは「つはき」と清音で、「
たなごころの意味たなごころとは、手のひら。手の内側。手の裏。たなごころの由来・語源たなごころの「た」は、「て(手)」の交替形。「手」を「た」という言葉には、「たむけ(手向け)」や「
おいどの意味おいどとは、お尻。おいどの由来・語源おいどの「お」は接頭語の「御」、「い」は「座る」を意味する古語「ゐる(居る)」の名詞形、「ど」は「場所・所」を意味する「と・ど(処)」。
つむじの意味つむじとは、髪の毛が渦巻き状に生えているところ。つじ。つむじの由来・語源つむじは「旋風」の意味で用いられる方が古く、髪の毛の渦をつむじ風に見立てたものである。「つむ」は、心
胸ぐらの意味胸ぐらとは、着物を着たとき、左右の襟が重なる合わせ目のあたり。胸ぐらの由来・語源胸ぐらの「むな」は、複合語の中で「胸」が使われるときの形。胸ぐらの「ぐら」には、「がら」
顔の意味顔とは、頭部の前面。目・鼻・口などがある部分。つら。おもて。顔立ち。表情。顔の由来・語源顔の旧かなは「カホ」で、古くは「顔」「顔立ち」「顔つき」のほか、「容姿」や「体つき」の意味で
ふぐりの意味ふぐりとは、睾丸。きんたま。いんのう。ふぐりの由来・語源ふぐりの漢字「陰嚢」は当て字で、本来の読み「いんのう」である。ふぐりの語源には、「フクラグ(脹)」の意味、「フク
目の意味目とは、物を見る働きをする器官。まなざし。目つき。視力。目の由来・語源目の語源は、「ミエ(見え)」の変化や「ミ(見)」に通じる語など、「見」の意味とする説が多く、妥当と思われる。
まぶたの意味まぶたとは、眼球の表面を覆う薄い皮膚。眼瞼(がんけん)。まなぶた。まぶち。まぶたの由来・語源まぶたは「目の蓋(ふた)」の意味で、「ま」は「目」が複合語の中で用いられる時の形
まなじりの意味まなじりとは、目尻。耳に近い方の目の端。まなじりの由来・語源古くは、まなじりは「マナシリ」と清音で、「眥」や「眼尾」などと表記された。「ま」は「目」が複合語の中で用い
まつ毛の意味まつ毛とは、まぶたのふちに生えている毛。まつ毛の由来・語源まつ毛の「ま」は、「まぶた」「まゆ」「まばたき」などの「ま」と同じ「目」の意味で、複合語の中で用いられる時の形。
まなこの意味まなことは、目。目玉。黒目。ひとみ。まなこの由来・語源まなこの「ま」は「目」の意味で、複合語の中で用いられる時の形。「な」は古形の格助詞で「の」の意味。「こ」は「子
ひとみの意味ひとみとは、瞳孔(どうこう)。黒目。まなこ。目。視線。ひとみの由来・語源ひとみの語源には、「ヒトミ(日止視)」と「ヒトミ(人見)」の意味の二説ある。「日止視」の意味はよ
ひげの意味ひげとは、人間、特に男性の口の上・あご・頬などに生える毛。動物の口の周りに生える長い毛や毛状の突起。昆虫の触覚。ひげの由来・語源ひげの語源には、「ホホゲ(頬毛)」が転じて「ヒゲ」
眉の意味眉とは、目の上、ひたいの下に弓状に生えている毛。眉毛(まゆげ)。眉の由来・語源眉は目の上にあることから、「マノウヘ(目の上)」もしくは「マウヘ(目上)」の意味と考えられる。
肌の意味肌とは、人などの体の表面。皮膚。はだえ。物の表面。気質。気性。肌の由来・語源肌は体の内から端にあることから、「はた(端)」や「はて(果)」の意味からであろう。「皮」も体の表
リンパの意味リンパとは、リンパ管にある淡黄色の透明な弱アルカリ性の液体。組織液がリンパ管に入ったもので、リンパ球を含む。リンパ液。淋巴。リンパの由来・語源英語「lymph」からの外来語
鱗の意味鱗とは、魚類・爬虫類など、動物の体を保護するため体表を覆う硬い小薄片。鱗の由来・語源鱗を平安時代には「いろこ」と言い、「いろくず(いろくづ)」と併用されていた。「いろくず」
腕の意味腕とは、肩から手首までの部分。腕の由来・語源古くは、肘から手首までを「うで」、肩から肘までを「かいな」と区別していた。この位置からすると手(手のひら)の上にあたるので、腕の
おつむの意味おつむとは、頭。主に幼児に対して用いる。おつむの由来・語源おつむは「おつむり」の略で、宮中の女官が用いた女房詞であった。「おつむり」の「お」は接頭語、「つむり」は頭のこ
腹の意味腹とは、人の体の胸から腰の間でへそがある前面部分。胃腸のある部分。おなか。動物の胸から腰・尾の間の下半分。腹の由来・語源腹の語源には、「原(はら)」「平(ひら)」などと同源で「広(
腰の意味腰とは、人体で脊柱の下部から骨盤のあたり。腰の由来・語源腰の語源には、くびれているところであるため、「体の層(こし)」の意味。上半身と下半身との間にある要所であることから、「越
よだれの意味よだれとは、無意識に口の外に流れ出る唾液(だえき)。よだれの由来・語源よだれは、古くは「よだり」「よたり」と言い、平安時代以降「よだれ」に転じた。よだり(よたり)の「た
唇の意味唇とは、口の入り口の上下にある、薄い皮で覆われた柔らかい部分。飲食・発音・呼吸の際、重要な役割を果たす。口唇(こうしん)。「脣」とも書く。唇の由来・語源唇は、口のふちにあること
口の意味口とは、動物が飲食物を取り入れる器官。また、発音・発声するための器官。中には歯や舌がある。口腔(こうこう・こうくう)。口の由来・語源口は飲食物を取り入れる器官であることから、「クフ
皮の意味皮とは、動植物の肉や身を覆い包んでいるもの。表皮。物・物事の中身を覆い包んでいるもの。革の意味革とは、獣類の毛を取り除き、なめした皮。皮の由来・語源革は皮から作られるもので
背の意味背とは、動物の胴体の両肩から腰あたりまでの部分で、胸や腹と反対の面。背中。後ろ側。背面。身長。背丈。背中の意味背中とは、背の中央。背骨のあたり。背。せな。物の後ろの部分。背/背
胸の意味胸とは、背中と反対の面で、首と腹の間の部分。乳房。心臓。心。また、心の中。胸の由来・語源胸の語源には、「うね(心根)」の意味や「みうちね(身内根)」の意味、「むね(身根)」の意
ぼんのくぼの意味ぼんのくぼとは、うなじの中央のくぼんだ所。頸窩(けいか)。ぼんのくぼの由来・語源ぼんのくぼの語源は、以下のとおり諸説ある。1.盆の窪の「盆」は当て字で、本来は「
手の意味手とは、人体の肩から出ている部分。手首、手首から指先、手のひら、指などをさすこともある。俗に動物の前肢をいうこともある。手の由来・語源手の語源には、「とり(取・執)」の約転。「いで
のどの意味のどとは、口腔の奥の食道・気管に通じる部分。咽喉(いんこう)。首の前面。のどの由来・語源のどを上代には「のみど」と言い、奈良時代の文献でも「喉・咽」を「のみど」と読ませている
十二指腸の意味十二指腸とは、胃の幽門に続く小腸の最初の部分。十二指腸の由来・語源十二指腸は、指を12本横に並べたくらいの長さという意味で命名された。日本初の西洋医学の翻訳書であ
頭の意味頭とは、人や動物の首から上の部分。また、顔を除いた上の部分。脳の働き。人数。頭の由来・語源頭の語源には、「当間(あてま)」の転で灸点に当たる所の意味や、「天玉(あたま)」「貴間(あ
体の意味体とは、人や動物の頭から足先までの肉体の全部。健康。体力。体の由来・語源体は「殻(から)」に接尾語「だ」が付いた語。古くは、魂に対してそれを宿している身体、生命のこもらない肉体
髪の意味髪とは、頭に生える毛。髪の毛。髪の由来・語源髪の語源は、「上の毛」の下略で「かみ」なったと考えられる。その他、「身(み)」に生えた「毛(け)」に、上部を表す原語「頭(か)」が付
毛の意味毛とは、哺乳類の皮膚の表皮の角質化によって生じる糸状のもの。髪の毛。鳥の羽毛。毛の由来・語源毛の語源には、生える物の意味で「生(き・け)」からや、「細(こ)」が転じたとする説、
ひたいの意味ひたいとは、顔の上部の髪の生え際から眉あたりまでの部分。おでこ。ぬか。ひたいの由来・語源ひたいの語源には、日に当たる所で「直日(ひたひ)」の意味。平らかなので「直平(ひ
爪の意味爪とは、手足の先端に生える角質の部分。爪の由来・語源足の指の先を「爪先(つまさき)」と言うように、爪の語源は、「縁(へり・ふち)」「際(きわ)」など物の「はし」を意味する「端(
きびすの意味きびすとは、主に西日本で言う、かかと。履物の、かかとにあたる部分。くびす。きびすの由来・語源上代には「くひびす」「くびひす」と呼ばれ、「くびす」「きひびす」などの形に変化し
ひざの意味ひざとは、腿と脛を繋ぐ関節の前面。ひざがしら。ひざがしらの上、腿の前面部。ひざの由来・語源ひざは、「ひじ」とも共通する「関節」の意味から、折りたたんだ部分をいう「襞(ひだ)」
ふくらはぎの意味ふくらはぎとは、脛の後方のふくらんだ部分。ふくらはぎの由来・語源ふくらはぎの「ふくら」は、「膨らんでいる」「ふっくらしている」といった意味。「はぎ」は古く「脛(すね
かかとの意味かかととは、足の裏の後部。全身の中で皮膚が最も厚い。きびす。くびす。かがと。かかとの由来・語源かかとの語源には、足を掻くところの「足掻処(あがきと)」が略転したとする説や、
くるぶしの意味くるぶしとは、足首の関節の内外両側に突き出した骨。内側は脛骨の末端、外側は腓骨の末端。くるぶしの由来・語源古くは、「くるぶし」を「つぶふし」と言った。「つぶ」は「粒」
アキレス腱の意味アキレス腱とは、ふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)・平目筋と、かかとの骨を繋ぐ太い腱。踵骨腱(しょうこつけん)。致命的な弱点。アキレス腱の由来・語源アキレス腱の「アキレス
向こう脛の意味向こう脛とは、脛(すね)の前面。弁慶の泣き所。向こう脛の由来・語源脛は一般的に膝からくるぶしまでの前面部分をいうが、本来は後方のふくらはぎも含むことから、前面の意味で「向