ワシ/鷲/わし

意味

ワシとは、タカ目タカ科ののうち、オオワシ、イヌワシなど比較的大きいものの総称。小形のものはタカと呼ぶが、分類学的には明確にグループ分けされているわけではない。

語源・由来

ワシの語源は以下のように多くの説があるが、奈良時代から「ワシ」として知られる古い呼称のため、はっきりとしたことは分かっていない。
1.悪い鳥であるとして「アシ(悪)」の意味。
2.動作が敏捷であるところから「ハシ(捷)」の意味。
3.「ヲソロシ(恐)」の略転。
4.動物は強いものに殺されるが、ワシは無敵であることから「ワシ(我死)」の意味。
5.ワシは自分の羽の素晴らしさを知っているところから、「ワサシリ」の反で、ワサは姿、シリは知るの意味。
6.「ウヱハミハシ(飢喰嘴)」の意味。
7.「ワスギ(輪過)」の意味。
8.車輪の如く飛ぶことことから「ワシ(輪如)」の意味。
9.ワシは大空に大きく輪を描いて飛ぶことから、「ワ(輪)」「シ(其・指)」など。

別名・類語

イーグル/かいし/まとり/つばさたまどり

ワシの種類

オオワシ/イヌワシ/ハクトウワシ/オジロワシ/オウギワシ/オナガイヌワシ/カザノワシ/フィリピンワシ/ゴマバラワシ/シロハラウミワシ/カタシロワシ/サンショクウミワシ/イベリアカタシロワシ/カンムリワシ/シロエリハゲワシ/ヒゲワシ/クロハゲワシ/ソウゲンワシ/チュウヒワシ/エジプトハゲワシ/アシナガワシ/カラフトワシ/アフリカソウゲンワシ/コシジロイヌワシ

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