テンパるの意味
テンパるとは、余裕がなくいっぱいいっぱいになる。
テンパるの語源・由来
テンパるは、麻雀用語から出た言葉。
麻雀で、あと一つの牌が入れば上がれる状態になることをいう「テンパイ(聴牌)」に、動詞化する接尾語「る」が付いた語が「テンパる」である。
一般にも、準備が整った状態、余裕を持って対応できる状態の意味で「テンパる」が用いられるようになり、物事が成就する直前の状態にあることを表すようになった。
「直前の状態」「ぎりぎりの状態」という部分的な意味から、テンパるは「切羽詰まる」「余裕がなくなる」という悪い意味に転じて使われるようになった。
テンパるの類語・言い換え
うろたえる/狼狽する/周章狼狽する/動転する/気が動転する/パニくる/パニックに陥る/焦る/慌てふためく/ふためく/驚き慌てる/浮き足立つ/落ち着きを失う/冷静さを失う/平静を失う/平常心を失う/頭の中が真っ白になる/頭の中が白くなる/思考停止する/途方に暮れる/戸惑う/思い詰める/緊張する/ガチガチになる/切羽詰まる/余裕がなくなる/一杯一杯になる/ギリギリ/のっぴきならない/限界に来る/煮詰まる