シャクナゲの意味
シャクナゲとは、ツツジ科の常緑低木の総称。深山に自生する。葉は大形の長楕円形で光沢がある。春、淡紅色の花をつける。園芸品種が多く、野性の変種も数多い。
シャクナゲの語源・由来
シャクナゲは、「石南花」を呉音読みした「シャクナンゲ」が転じた名前。
「石南」と書くのは、石の間に生え、南向きの土地を好むことからである。
ただし、語源は漢名からであるが、中国でいう「石南」は日本の「シャクナゲ」とは異なる品種で、誤って名付けられたといわれる。
その他、シャクナゲの語源には、「尺にも満たないから」や「癪に効くから」という説もあるが、いずれも俗説である。
シャクナゲの別名・類語
ロードデンドロン/さくなんざ/石南草/扉の木/卯月花/しまき/トベラ
シャクナゲの種類
アズマシャクナゲ/キバナシャクナゲ/ツクシシャクナゲ/ネモトシャクナゲ/ハクサンシャクナゲ/ホソバシャクナゲ/ホンシャクナゲ/ヤクシマシャクナゲ