しゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶの意味

しゃぶしゃぶとは、鍋料理の一種。薄切りにした肉を熱湯にくぐらせ、色が変わったら引き上げ、ポン酢やごまだれをつけて食べる。

しゃぶしゃぶの語源・由来

しゃぶしゃぶは、大阪の高級肉料理店スエヒロが、昭和27年(1952年)に店に出したのが始まりである。
この料理を開発した当時の社長 三宅忠一が、仲居さんがおしぼりをすすいでいる「ジャブジャブ」という音と、湯の中で肉を揺らす様子を重ね合わせ、「しゃぶしゃぶ」と命名したもので、昭和33年(1958年)には商標登録もされている。
ただし、スエヒロが登録したのは、「スエヒロのしゃぶしゃぶ」と「肉のしゃぶしゃぶ」である。
野坂昭如の『エロ事師たち』(1963年)にも、「末広のしゃぶしゃぶ拾いながら重役がいう」と出てくる。
しゃぶしゃぶに使用する肉は牛肉が基本だが、現在では豚や鶏などの肉に限らず、魚介類を用いたしゃぶしゃぶもある。

しゃぶしゃぶの別名・類語

しゃぶしゃぶ鍋/すすぎ鍋/牛しゃぶ/しゃぶ/鶏しゃぶ/ラムしゃぶ/カニしゃぶ/たこしゃぶ/ブリしゃぶ/冷しゃぶ/水炊き/ちり鍋/常夜鍋/火鍋/涮羊肉/フォンデュ

TOP
テキストのコピーはできません。