パビリオン/pavilion

意味

パビリオンとは、博覧会などの仮設建物。貴族のなどに作られるあずまや。建物の別棟。

語源・由来

パビリオンは、英語「pavilion」からの外来語。
pavilionは、「」を意味するフランス語「papillon(パピヨン)」と同源で、ラテン語の「papilio(蝶)」に由来する。
古フランス語では「蝶」の意味のほか、テントの形がを広げた蝶に似ていたことから、「大きなテント」の意味を持つようになった。
これが13世紀に英語に入って、移動可能なテントを表す「pavilion」となり、仮設の建物を表すようになった。
万博などの展示館を表すようになったのは、19世紀末頃。
日本で「パビリオン」の語が一般化したのは、1970年の大阪万博からである。

類語・言い換え

仮設建物のパビリオン

展示館/展示会場/展示場/仮設小屋/仮設ホール/仮設ショールーム/テント/天幕/幕屋/館

庭園などのパビリオン

あずまや/亭/四阿/あばらや/キオスク/楼台/ガゼボ/涼亭/小亭/花亭/草亭/孤亭/山亭/水亭/竹亭/園亭

別棟のパビリオン

別棟/離れ/離れ家/離れ座敷/数寄屋/対の屋

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