お盆/おぼん

意味

お盆とは、旧暦7月15日を中心に行われる仏事。現在は8月13日から16日に行われるが、7月に行う地域も多い。

語源・由来

お盆は、サンスクリット語「ullambana(ウラムバナ)」の音写「盂蘭盆(うらぼん)」の略。
「盂蘭盆」を「お盆」や「盆」と略して呼ぶようになったのは、に供物などを盛り、先祖の霊をもてなすことからとされる。
お盆の語源となる「ullambana」は、を縛って逆さまに吊るすという意味で、非常に苦痛なことをさした。
また、大昔に「魂」を意味した、イランのアヴェスタ語「ウルバン」を語源とする説もある。

お盆には、きゅうりナスを刺し、に見立てたものを作る。
この由来は、霊がきゅうりの馬に乗って早く来るように。また、名残惜しいことからナスの牛に乗ってゆっくり帰るように、といった願いを込めたものといわれる。

類語・言い換え

盂蘭盆/盆会/盆/精霊会/旧盆/新盆/盆祭り/精霊祭り/霊祭り/魂祭り/迎え盆/送り盆/裏盆

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