ナデシコ/撫子/瞿麦/なでしこ

ナデシコの意味

ナデシコとは、ナデシコ科の多年草。山野、特に日当たりの良い河原に自生する。夏から秋にかけて、淡紅色の花をつける。秋の七草のひとつ。

ナデシコの語源・由来

ナデシコは花が小さく、色も愛すべきところから、愛児に擬した「撫でし子」が有力である。
『万葉集』の和歌には、撫でるようにしてかわいがる子(女性)と掛けて詠んだものが見られるが、それは現代で言う「カワラナデシコ(河原撫子)」を指した。
古くは、夏から秋にかけて花をつけることにちなみ、「トコナツ(常夏)」とも言った。

ナデシコの別名・類語

河原撫子/大和撫子/常夏/形見草/瞿麦/黄金銭/茶筅花/とまり草/懐草/日暮草/洛陽花/四季草

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