みっともないの意味
みっともないとは、体裁が悪い。見苦しい。
みっともないの語源・由来
みっともないは、中世に使われた「見たくもなし」がウ音便化されて「見たうもなし」となり、「見とうもない」「見ともない」と変化した。
近世後期、さらに促音が挿入されて「みっともない」となった。
みっともないの語系には、「みたむない」「みとむない」「みっとむない」などもあった。
本来は、文字通り「見たくない」の意味であったが、「見たくもないほど見苦しい」を意味するようになった。
そこから更に派生し、自らの行いに対しても「見苦しい」「体裁が悪い」の意味で、「みっともない」を使うようになった。
みっともないの類語・言い換え
体裁が悪い/ばつが悪い/決まりが悪い/気まずい/気恥ずかしい/穴があったら入りたい/面目ない/情けない/嘆かわしい/恥ずかしい/惨め/哀れ/いじましい/見るに忍びない/見苦しい/醜い/はしたない/あられもない/だらしない/だらしがない/しだらない/ふしだら/しどない/しどけない/体たらく/ハレンチ/品がない/下品/下劣/いやらしい/ゲス/浅ましい/さもしい/卑しい/みすぼらしい/しょぼい/格好悪い/いびつ/不格好/不器量/不細工/野暮/野暮ったい/ダサい/いなたい/むさい/むさ苦しい/田舎臭い/泥臭い/土臭い/芋臭い/古臭い/イケてない/垢抜けない/洗練されていない/噴飯もの/ぎこちない