目がないの意味
目がないとは、思慮分別をなくすほど心を奪われる。物事を正しく判断したり識別したりする能力がない。
目がないの語源・由来
目がないの「目」は、正しく見る力のことで、対義語の「目がある」「目が利く」などの「目」も同じ用法である。
「酒には目がない」「甘い物には目がない」など、我を忘れるほど好きになる意味の「目がない」は、正しく見る力がなくなる、目が利かなくなるほど好きであるの意味から。
判断や識別する能力がない意味の「目がない」は、正しく見る力がないことからで、こちらの方が直接的だが、遠回しな心を奪われる意味の方が使用され始めた時代は古い。
目がないの類語・言い換え
思慮分別をなくすほど目がない
大好き/好き/大好物/好物/好きでたまらない/愛してやまない/執心/夢中
判断や識別の目がない
見る目がない/眼力がない/鑑識眼がない/洞察力がない/見抜けない/見破れない/見通せない/節穴/めくら