キキョウ/桔梗/ききょう

意味

桔梗とは、キキョウ科の多年草。日当たりの良い山野に自生する。夏から秋にかけて、青紫色の釣鐘形の花をつける。根は漢方で薬用。秋の七草のひとつ。

語源・由来

キキョウは、薬草としての漢名「桔梗」を音読みした「キチコウ(キチカウ)」が変化した語。
漢名「桔梗」の語源は、乾燥した根が硬いという意味に由来する。

キキョウは日本在来種で、古名には「アサガオ(アサガホ)」や「アリノヒフキ」「オカトトキ(ヲカトトキ)」がある。
『万葉集』で秋の七草として歌われているアサガオは、キキョウのことと考えられている。

1

2
TOP
テキストのコピーはできません。