気が置けない/きがおけない

意味

気が置けないとは、遠慮や気遣いをする必要がない。から打ち解けられる。

気が置けないの語源・由来

気が置けないは、「気が置ける」を「ない」で否定した語。
「置ける」が「置く」の可能動詞に見えるため、気が置けないは「気が許せない」「油断ならない」という正反対の意味に間違えられることも多いが、「置ける」は可能動詞ではない。
元々、「気兼ねする」という意味の「気が置かれる」という表現があり、明治時代に「気が置ける」の形に変化した。
「置かれる」は「置く」の自発助動詞で、気が置かれるは「気持ちや注意がそこに留められる」を意味し、気持ちに重圧のかかった窮屈な状態である。
それを「ない」で否定した「気が置けない」は、気を遣う必要がなく、くつろげるさまの意味となる。

気が置けないの類語・言い換え

気の置けない/心置きない/心安い/気安い/気兼ねない/気の許せる/心を許せる/気心の知れた/気心が分かっている/気を遣う必要がない/遠慮ない/ざっくばらん/フランク/砕けた/気軽/堅苦しくない/格式張らない/本音で話せる/本音で語れる/信じられる/信用できる/信頼できる/安心できる/親しい/くつろげる/落ち着ける/リラックスできる

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