カシ/樫/かし

意味

カシとは、ブナ科のアカガシ・シラカシ・アラカシ・イチイガシ・ウラジロガシなど常緑高木の一群の総称。果実はどんぐり。材は堅く、弾力性があり、建築材・器具材・などに用いられる。

語源・由来

カシは堅いなので、「カタシ(堅)」の略といわれる。
「木」に「堅」で「樫」と書くのもそのためで、「樫」は漢字ではなく、古くに作られた国字である。
ただし、「カタシ」の「タ」の音が脱落したという点は疑問である。
「カ」は固い語感の音として用いられることから、「カタシ」の略というよりも、「カシ」の「カ」のみで「堅」を表し、「シ」は材質を表す接辞と考えるのが妥当であろう。

別名・類語

かしい/樫の木/かしいの木

種類

アカガシ/シラカシ/アラカシ/ウラジロガシ/イチイガシ/ハナガガシ/オキナワウラジロガシ/ツクバネガシ/ウバメガシ/コルクガシ/シリブカガシ

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