はした金/端金/はしたがね

意味

はした金とは、ごくわずかな金銭。半端な金銭。はした銭(ぜに)。

語源・由来

はした金の「はした」は「端」に接尾語の「た」が付いた語で、「はしたない」の「はした」と同源。
「端」は「へり」や「ふち」など、真ん中から遠い辺りを表す言葉だが、その他、「どっちつかず」「中途半端」といった意味もある。
「はした(端た)」は、この「中途半端」の意味で用いられ、はした金は「半端な金銭」を意味する。
また、「はした」は「中途半端」の意味から「数が不足しているさま」も表すため、「わずかな金銭」のことも「はした金」という。

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