新しいの意味
新しいとは、今までにはない。初めてだ。できて間もない。従来のものとは違う。食べ物などが新鮮である。
新しいの語源・由来
「あたらしい(新しい)」の本来の語形は「あらたし」で、「あらたむ(改む)」「あらためる(改める)」などと同源である。
平安初期頃より、「あらたし」が音変化して「あたらし」となり、「あたらしい」になった。
「あらたしい」から「あたらしい」になったと言われることもあるが、形容詞が「しい」の形になる以前の変化なので厳密には間違いである。
上代の「あたらし」は、別語として「惜しい」「もったいない」の意味で用いられている。
「惜しい」意味の「あたらし」と、「新しい」を意味する「あらたし」が混同され、「た」と「ら」が入れ替わったものか定かではないが、「あらたし」が音変化した以降、「惜しい」意味の「あたらし」は使用が減り、現在では、わずか「あたら若い命を散らす」の表現にのみ用いられる。
なお、本来の語形の「あらたし」は、形容動詞や副詞では「あらたなる」「あらた」の形で、「た」と「ら」の入れ替えがないまま現在でも用いられている。
新しいの類語・言い換え
新た/真新しい/生新しい/物新しい/最新/目新しい/事新しい/今までにない/初めて/斬新/新奇/画期的/最先端/新式/ナウい/今い/今めかしい/今風/当風/当世風/ヒップ/トレンディ/モダン/新鮮/フレッシュ/取れ立て/瑞々しい/ぴちぴち/生まれ立て/出来立て/ほやほや/初々しい/新規/未使用