オニユリ/鬼百合/おにゆり 意味 オニユリとは、ユリ科の多年草。日本全土に分布。夏、紫色の斑点のある橙赤色の花を多数開く。葉の付け根にむかごを付け、鱗茎は食用。 語源・由来 オニユリは、花の色が橙赤で外側に反った花びらが、赤鬼のようであることからの名。 オニユリの鱗茎(ユリ根)は食用で、昔は飢饉に見舞われた際の非常食とされ、人々を救う糧であった。 現在でも、農家が庭先などでオニユリを栽培しているのは、非常食糧にしていた時代の名残である。 別名・類語 テンガイユリ/イヌユリ/タイガーリリー/ユリ根/ユリ