キウイフルーツの意味
キウイフルーツとは、マタタビ科の蔓性落葉低木。果皮は褐色で表面に毛がある。果肉は生食のほか、ケーキやジャムに用いる。
キウイフルーツの語源・由来
キウイフルーツは中国南部原産の植物で、1906年にニュージーランドに持ち込まれ、多くの品種が栽培されるようになった。
当初、ニュージーランドでは「chinese gooseberry(チャイニーズグーズベリー)」の名で呼んでいたが、1956年、アメリカに輸出する際、アメリカと中国の国際関係が悪化していたことから、「チャイニーズ」の呼称を避けて「キウイフルーツを」と命名された。
「キウイフルーツ」とした由来は、ニュージーランドに生息する鳥の「キーウィ(kiwi)」と姿形が似ていることからである。
この由来に証拠はなく、「キウイ」には「ニュージーランド人」といった意味もあるため、「ニュージーランドのフルーツ」という意味で名付けられたとも言われる。
しかし、ニュージーランド人を「キウイ」と呼ぶ場合は、侮辱の意味が込められているため、鳥のキーウィに似ているからと考えて間違いないであろう。