よりを戻す/縒りを戻す/よりをもどす

よりを戻すの意味

よりを戻すとは、別れた男女が元の関係に戻ること。復縁する。

よりを戻すの語源・由来

よりを戻すの「より」は、糸などの細かいものを何本かねじり合わせることを意味し、漢字では「縒り」と書く。
この絡まった「縒り」をほどいて元の状態に戻すことが、「縒りを戻す」の本来の意味である。
江戸時代後期から、複雑にこじれた人間関係を元に戻すことも、「よりを戻す」と表すようになった。
当初は兄弟関係などにも使われたが、現代では男女関係を修復する場合に限って使われるようになっている。
男女関係の意味で使う「よりを戻す」には、「こじれた関係」というニュアンスは含まず、「修復」に重点を置いて用いられる。

よりを戻すの類語・言い換え

復縁する/元の鞘に収まる/元サヤ/破鏡再び合う/仲直りする/元の関係に戻る/関係を修復する/焼け木杭に火が付く/古巣に戻る

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