十日の菊/とおかのきく

意味

十日の菊とは、時機遅れで役に立たないこと。のちの菊。六日の菖蒲

十日の菊の語源・由来

十日の菊の「十日」は、重陽の節句(9月9日)の翌日。
重陽の節句は別名「菊の節句」と言い、菊酒を飲んだり、湯船を浮かべて菊湯に入るなど、菊を用いて不老長寿を願う。
その翌日に菊を準備しても遅いことから、時機を逃して役に立たないことのたとえとして、「十日の菊」と言うようになった。
「六日の菖蒲」と合わせて、「六日の菖蒲、十日の菊」とも言う。

TOP
テキストのコピーはできません。