鏡/鑑の意味
鏡とは、人の姿や物の形を映して見る道具。(鑑・鑒)人の手本。模範。
鏡/鑑の語源・由来
鏡の語源には、目に映る姿を見るものの意味で「かげみ(影見)」が転じた説。
輝いていて見るものの意味で「かがみ(耀見)」。
古くは祭具として用いられていたことから、「神」に通じるなど諸説ある。
酒(さけ)が「酒樽」など「さか」、雨(あめ)が「雨傘」など「あま」、金(かね)が「金網」など「かな」と、複合語で母音交替するように、鏡も「かげみ(影見)」が転じて「かがみ」になったとして、有力な説といわれる。
しかし、酒や雨は他にも多くの語で母音交替しているが、「影」が「かが」と変化した例はなく、正確なことは分かっていない。
人の手本などを意味する「かがみ」は、人を写し出す鏡からの派生で、漢字は「鑑(鑒)」を用いる。
ただし、「人こそ人の鏡」はたとえとして使っているため、この場合は「鑑」ではなく「鏡」と書く。
鏡/鑑の類語・言い換え
姿を見る道具の鏡
ミラー/姿見/お鏡/写し鏡/鏡鑑/銀鏡/古鏡/方鏡/円鏡/銅鏡/ビードロ鏡/和鏡/漢鏡/宋鏡/神鏡/金属鏡/反射鏡/平面鏡/凸面鏡/凹面鏡/手鏡/鬢鏡/合わせ鏡/共鏡/三面鏡/女優鏡/ハリウッドミラー/紐鏡/明鏡/水鏡/ハーフミラー/半透鏡/半透明
鏡餅の略
鏡餅/お鏡/餅鏡/供え餅/お供え餅/お供え/重ね餅/座り餅/福手/具足餅/鎧餅/丸餅/お飾り/正月飾り
手本の鑑
手本/模範/範/例/範式/範例/プロトタイプ/鏡鑑/亀鑑/亀の鑑/亀鏡/儀刑/儀型/儀形/儀表/手鑑/表式/モデル/規範/軌範/儀範/洪範/ノーム/師範/師表/肖え者/形木/女鑑/明鏡/ロールモデル/役割モデル/水鏡/理想像/模範生/理想の姿/聖人/全人/見本/模範例/好例/適例/軌轍/他山の石/反面教師/鑑戒