麻疹/はしか

はしかの意味

はしかとは、麻疹ウイルスによる急性伝染病。くしゃみや咳などの飛沫感染によって起こる。潜伏期間は約10日間。発熱や咳など風邪のような症状に始まり、口内に白斑が現れ、い発疹がから全身に広がる。ましん。

はしかの語源・由来

はしかの語源には、「芒(はしか・のぎ)」とする説がある。
芒とは、や麦などイネ科植物の穂の先に針のように尖った堅いのことで、これに触れたように痛がゆくなることから、「はしか」と呼ばれるようになったといわれる。
一見、音からこじつけられた説のようにも見えるが、「芒」を形容詞化した語に「はしかい」があり、「ちくちくと痛がゆい」「こそばい」といった意味で用いられていることから、はしかの語源は「芒」と考えて良いであろう。
漢字の「麻疹(痲疹)」は「ましん」からの当て字なので、この漢字に語源をもとめることは不可能である。

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