キャンディー/candy

キャンディーの意味

キャンディーとは、砂糖を主材料にした洋風の飴菓子。ドロップ・キャラメル・ボンボン・ヌガー・タフィーなどの総称。キャンデー。

キャンディーの語源・由来

キャンディーは、英語「candy」からの外来語。
英語の「candy」は、サンスクリット語で「砕く」を意味する「khand」、「破片」を意味する「khanda」に由来する。
「khanda」から、砕いて破片にした砂糖を「khandakah」と言うようになった。
そこから、アラビア語で「砂糖」を「kand」、「砂糖でつけた」を「kandi」と言うようになり、「氷砂糖」は「sukkar kandi」と呼ばれるようになった。
「sukkar」は「砂糖」を表す語で、「sukkar kandi」を直訳すると「砂糖でつけた砂糖」という意味になる。
「sukkar kandi」がフランス語に入って「sucre candi(シュークル・カンディ)」となり、英語で「sugar candy(シュガー・キャンディー)」となった。
「sugar candy」は、元々の意味である「氷砂糖」を表したが、「candy」の語が独立して「砂糖菓子」を表すようになった。
その後、フランスでも「candi(カンディ)」が独立し、同意で用いるようになっている。

キャンディーの語源には、ラテン語で「砂糖」を表す「can」と、「型に流し入れて固める」意味の「di」からといった説もあるが、どこからそのような説が湧いてきたのか不明。
また、アラビア語で「砂糖」を意味する「qand(i)」をキャンディーの語源とする説もあるが、「qandi」は「kand」と同源で、サンスクリット語に由来する。

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