豈図らんや/あにはからんや

あにはからんやの意味

あにはからんやとは、多く文末を「とは」で結び、全く思いがけないことが起こった気持ちを表す。意外にも。

あにはからんやの語源・由来

あにはからんやの語構成は、反語の副詞「あに(豈)」に、動詞「図る」、助動詞「む」、助詞の「や」。
「あに(豈)」は「どうして」「何として」を意味する語で、「なに(何)」の異形と考えられている。
「図らんや」は、「考えられるだろうか」「予想できるだろうか」を表す。
これらが組み合わさった「あにはからんや」は、「どうして予測できただろうか」「意外にも」という気持ちを表す語となる。

あにはからんやの類語・言い換え

意外にも/まさか/よもや/何ぞ図らん/一体どうしたわけか/あろうことか/驚いたことに/驚くべきことに/不意に/ふいと/思いがけない/予期せず/図らずも/はしなくも/ゆくりなく/思いの外/とんでもない/突拍子もない/突飛な/意表を突く/意表外/想定外/予想外

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