河童の意味
河童とは、口先が尖り、頭上に皿とよばれるくぼみがあり、背中には甲羅がある水陸両生の想像上の動物。きゅうりの異称。→カッパ(雨具)
河童の語源・由来
河童は、河などに棲むと考えられた子どもくらいの大きさの動物のため、「河(かは)」と「童(わらは)」が合成された「かはわらは」が訛って「かはわっぱ」に変化し、短くなって「かっぱ」になったとする説が有力とされる。
河童は泳ぎが得意とされるため「水泳の上手な人」を言ったり、水中に引き入れる伝説から「客引き」や「呼び込み」のたとえとしても呼ばれる。
きゅうりを「かっぱ」と呼ぶ由来は、「かっぱ巻き」にて解説。
河童の別名・類語
妖怪の河童
河太郎/河郎/河伯/河虎/カワエロ/猿猴/メドチ/ミンツチ/ノシ/妖怪