くしゃみの意味
くしゃみとは、鼻・口から発作的に放出される生理現象。
くしゃみの語源・由来
くしゃみは「くさめ(嚔)」が変化した語で、歌舞伎では「くっさめ」と表現される。
中世までは、鼻をから魂が抜け出すものが「くしゃみ」と考えられ、くしゃみをすると早死にするという俗信があった。
それを免れるために唱えられた呪文が、「くさめ」であった。
くさめの語源は諸説あるが、「糞食らえ(くそくらえ)」を意味する「糞食め(くそはめ)」の縮まったものとする説が有力とされる。
その他、くしゃみをする時に発する音や、死を免れるための呪文「休息命(くそくみゃう)」を早く言ったものという説もある。
くしゃみの類語・言い換え
くさめ/くっさめ/はくしょん/はっくしょん/くしゅん/咳/しわぶき/嚔る/嚔ひる