成金/なりきん

成金の意味

成金とは、短期間で金持ちになること。またその人。

成金の語源・由来

成金は、もともと将棋用語。
敵陣に入った駒が、成って金将と同等の動きをするようになったもののこと。
特に、「歩(ふ)」をさす言葉である。
急に金持ちになった意味で「成金」が使われ始めたのは、江戸末期頃から。
日露戦争直後、株で大儲けした鈴木久五郎や、第一次世界大戦で大儲けした造船・海運業者らを「成金」と呼ぶようになり、短期間で金持ちになる意味での使われ方が広まっていった。

成金の類語・言い換え

金持ちの成金

成り上がり/一攫千金/焼け太り/濡れ手で粟/成り上り者/にわか成金/一夜大尽/にわか分限/にわか長者/にわか大尽/にわか身代/一時分限/梅の木分限/出来分限/出来星/飛び上がり/飛び上がり者/暴富/一朝富貴/一夜検校/一代分限/仕上げ者/ニューリッチ/新富裕層/新興階級/ポピュリッチ/見せかけ大尽/金持ち/セレブ

将棋の成金

と金/成香/成桂/成銀/成り飛車/竜王/竜/成り角/竜馬/馬/成駒

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