掛け替えのない/かけがえのない

かけがえのないの意味

かけがえのないとは、無くなったら、他に代わりとなるものがない。このうえなく大切な。かけがえない。

かけがえのないの語源・由来

掛け替えは「かけかえ」とも言い、「いざという時に代わりとなるもの」「予備として用意しておく同種のもの」を意味する。
それが無いのであるから、「この上なく大切な」という意味で、「かけがえのない人」や「かけがえない命」などと用いられる。
掛け替えの語源は、弓の弦を指す言葉とする説もあるが、衣服や刀なども「掛ける」と言うことから、特定の物を指した言葉ではないとも考えられ、語源は未詳である。
弓をひく際に用いる皮製の手袋を「鞣(かけ)」と言い、弓道では弓以上に大切なものとされているため、「鞣替え(かけがえ)」が転じ「掛け替え」になったとも言われる。
しかし、用例は見られないため、弓の弦の説に後付けされたものであろう。

かけがえのないの類語・言い換え

かけがえない/代えがたい/代わるものがない/替えがきかない/他にない/唯一無二/オンリーワン/ただ一つ/この上ない/これ以上ない/得難い/尊い大切/最愛/掌中の珠/手中の珠/掌上の珠/掌上明珠/愛子/愛し子/愛児/愛息/愛娘/愛嬢/箱入り娘/深窓の令嬢/秘蔵っ子/愛妻/やんごとない

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