ザクロ/石榴/柘榴/ざくろ

ザクロの意味

ザクロとは、ミソハギ科のザクロ属の落葉小高木。また、その果実。6~7月頃、新枝に朱赤色のを開く。果実は球形で、9~10月に熟すと外果皮が避けて種子が現れる。果実の外種皮を食用、樹皮を駆虫薬に用いる。じゃくろ。

ザクロの語源・由来

ザクロは漢名「石榴」の呉音「ジャクル」が日本で訛った語。
現在では「石榴」が正式名となっているが、中国では元々「安石榴」と呼んでいた。
安石榴の「安石」は安石国(イラン)から漢の張騫が持ち帰ったという故事に由来し、「榴」はザクロのを「」に見立てたものといわれる。
また、ザクロの原産地はイランの西方にあるザグロス山脈辺りで、ザグロスを音写して「石榴」とし、これにイランの名前「安息」を冠して「安石榴」になったとする説もある。

ザクロの別名・類語

石榴(せきりゅう)/色玉/吉祥果/ソコトラザクロ

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