ワンタン/雲呑/饂飩

ワンタンの意味

ワンタンとは、中国料理の点心の一。でこねた小麦粉を薄く伸ばしたに、味付けしたのひき肉や刻みネギなどを包んで茹で、スープに浮かしたもの。揚げたりもする。

ワンタンの語源・由来

中国の北方では、ワンタンを「餛飩(フントゥン)」と言う。
これを広東省や福建省では「ワンタン」と発音し、スープに浮かぶ姿を空に浮かぶ雲に見立て、同音の「雲呑」の字が当てられるようになった。
日本で「ワンタン」と発音し、漢字で「雲呑」と表記することが多いのは、これらの地域から伝来したためであろう。
ワンタンの語源となる「餛飩」の由来は、唐代の『資暇録』に「餛飩は混沌とした形からきたもの」とあり、形が定まらないところから付いた名と思われる。

ワンタンの関連食品

餃子/シュウマイ/小籠包/包子

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