拙いの意味
拙いとは、能力が劣っている。事を行なうのに巧みでない。下手である。
拙いの語源・由来
拙いは「伝無し」の意味からと考えられる。
「つた(伝)」は「連絡するつてがない」や「つてを頼る」などと用いる「つて(伝)」と同源で、つたないは「人に伝えるべき智も巧もない」の意味から、能力がないさまや、巧みでないさまを意味するようになった。
現代では使われないが、かつては「運が悪い」「薄命である」「情けない」「遺憾である」などの意味でも「つたない」が使用されていた。
拙いの類語・言い換え
下手/下手くそ/下手っぴ/からっ下手/まずい/へぼ/へぼい/へっぽこ/拙劣/ぶきっちょ/手づつ/不器用/不得意/不得手/苦手/ぎこちない/たどたどしい/流暢でない/巧みでない/劣る/おぼつかない/ふつつか/不肖/稚拙/未熟/素人臭い/不出来/不精巧/お粗末/低レベル/C級/見劣りする/散々/酷い/悪い/拙著/拙技/末技/古拙/陋拙/拙策