てんてこまいの意味
てんてこまいとは、忙しくて休む暇もなく動き回ること。
てんてこまいの語源・由来
てんてこまいの「てんてこ」は、祭囃子や里神楽で用いる小太鼓の音のこと。
その音に合わせて慌しく舞う姿から、休む暇なく動き回ることを「てんてこ舞い」と言うようになった。
一説には、男装をした女性が、山車や神輿を先導をして舞った舞を「手古舞(てこまい)」と言い、「てこまい」が変化して「てんてこまい」になったとも言われる。
この舞が、てんてこまいの語源か定かではないが、てんてこまいに「天手古舞」の漢字が当てられたのは、「手古舞」からと考えられる。
てんてこまいの類語・言い換え
きりきり舞い/猫の手も借りたい/盆と正月が一緒に来たよう/余裕がない/一杯一杯/手一杯/大童/てんやわんや/目が回る忙しさ/大忙し/慌ただしい/せわしない/せわしい/忙しい/ビジー/多忙/多用/多事/多端/繁多/繁用/繁忙/忙殺/多事多端/多事多忙/暇がない