鍾乳洞/しょうにゅうどう

意味

鍾乳洞とは、カルスト地形の一種。石灰岩が地下水や雨水などの溶解作用によってできた洞窟。石灰洞。

語源・由来

鍾乳洞の「鍾」は、「鐘」と同じで「釣鐘」のこと。
釣鐘(梵鐘)には、規則正しく配列された突起物があり、その突起物は「乳」と呼ばれる。
その釣鐘の乳と似ていることから、天井からつらら状に下がった石灰岩を「鍾乳石(石鍾乳)」と言い、鍾乳石がある洞窟なので「鍾乳洞」と呼ばれるようになった。

釣鐘の乳

鍾乳洞の床に立ち並んでいる岩石は、たけのこが生えたように見えることから「石筍(せきじゅん)」という。

類語・言い換え

石灰洞/洞窟/石窟/岩窟/岩穴/岩屋/岩室/山窟/洞穴/洞/空洞/うろ/鍾乳石/石鍾乳/つらら石/石筍/滴石

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