ロクデナシ/ろくでなし

ろくでなしの意味

ろくでなしとは、なんの役にも立たない者。ろくでもない人。

ろくでなしの語源・由来

ろくでなしを漢字で「碌でなし」と書くのは当て字で、本来は「陸でなし」と書く。
「陸(ろく)」は、土地が平らなことから、物や性格がまっすぐなさまを意味する言葉である。
現代でも、平らな屋根を「陸屋根(ろくやね)」、水平の基準となる墨の線を「陸墨(ろくずみ)」と言い、「陸」が平らなことを表す言葉として残っている。
その「陸」を否定した「陸でなし(ろくでなし)」は、性格が曲がった人を意味する。
そこから転じて、役に立たない人を「ろくでなし」と呼ぶようになった。
ろくでなしの語源には、数字の「六」に関連付けた「六でなし」の説も見られるが、俗説である。

ろくでなしの類語・言い換え

のらくら者/怠け者/ぐうたら/ぐうたら兵衛/スラッカー/ずぼら/ずべら/ずべら坊/ものぐさ/ものぐさ太郎/生皮/生皮者/無精者/油売り/蛇使い/どら/どら者/ドラ息子ニート/のら/のら者/のら息子/のさ者/ぬらくら者/能楽者/能楽人/放蕩者/横着者/サボり魔/サボり屋/役立たず/娑婆塞ぎ/娑婆塞げ/尽無し/穀潰し/米食い虫/金食い虫/無駄飯食い/五穀潰し/穀盗人/禄盗人/大飯食らい/与太/与太郎/与太者/フーテン道楽者/悪性者/人間のクズ/社会のダニ/人屑/クズ/カス/無用の人/DQNやくざ者/ヤクザならず者ごろつきチンピラヤンキーギャング/溢れ者/徒人/徒者/人でなし/けだもの/益体無し/高箒/廃り者/廃れ者/散人/散木/樗櫟/お客さん

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