お節介の意味
お節介とは、迷惑になるような余計な世話を焼くこと。
お節介の語源・由来
節介は「節操を固く守り世俗に同調しないこと」が本来の意味であるが、お節介の意味とかけ離れ過ぎているめ、漢字は当て字と考えられる。
お節介には、「切匙・狭匙(せっかい)」を語源とする説がある。
切匙とは、すり鉢などの内側に着いたものを掻き落とす道具のこと。
その切匙が溝の内に入り込むことから、他人の内に入り込もうとすることを「おせっかい」と言うようになり、間に挟まることを意味する「介」の字を含んだ「節介」が当てられたというものである。
この切匙の説が有力とはされているが、「せっかい」という音を元に考えられた説のため、正確な語源は未詳である。
お節介の類語・言い換え
無用の親切/余計な世話焼き/世話焼き/いらぬ世話/いらぬ世話焼き/余計なお世話/蛇足/大きなお世話/ありがた迷惑/悪女の深情け/老婆心/老婆心切/婆心/口出し/差し出口/容喙/でしゃばり/手出し/差し出がましい/しゃしゃり出る/干渉/介入/ちょっかい/押し付けがましい/僭越/ひとりよがり/独善