おくびにも出さない/おくびにもださない

意味

おくびにも出さないとは、ある物事を深く隠し、まったく口に出さず、素振りも見せないこと。「おくびにも見せない」「おくびにも立てない」とも言う。

語源・由来

おくびにも出さないの「おくび」とは、胃の中にたまったガスが口から外に出る「げっぷ」のこと。
腹の中にあるものを「おくび(げっぷ)」としてさえも出さないように、心に秘めた事を口(言葉)に出さないことにたとえ、「おくびにも出さない」と言うようになった。

おくびは漢字で「噯」や「噯気」と書くが、通常、「おくび」の部分はひらがな表記される。

1

2
TOP
テキストのコピーはできません。