おくびにも出さない/おくびにもださない

おくびにも出さないの意味

おくびにも出さないとは、ある物事を深く隠し、まったく口に出さず、素振りも見せないこと。「おくびにも見せない」「おくびにも立てない」とも言う。

おくびにも出さないの語源・由来

おくびにも出さないの「おくび」とは、胃の中にたまったガスが口から外に出る「げっぷ」のこと。
腹の中にあるものを「おくび(げっぷ)」としてさえも出さないように、心に秘めた事を口(言葉)に出さないことにたとえ、「おくびにも出さない」と言うようになった。
おくびは漢字で「噯」や「噯気」と書くが、通常、「おくび」の部分はひらがな表記される。

おくびにも出さないの類語・言い換え

おくびにも見せない/おくびにも立てない/素振りも見せない/知らない振りをする/何食わぬ顔/素知らぬ顔/全く悟らせない/平静を装う/口に出さない/口外しない/腹に納める/胸に納める/胸に畳み込む/胸に秘める/秘密にする/内緒にする

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