紫の意味
紫とは、色の一種で赤と青の中間の色の総称。ムラサキ科の多年草。醤油。イワシをいう女房詞。
紫の語源・由来
色の紫は、植物のムラサキの根に含まれる色素によって染められた色で、植物名が染色名に転用されたものである。
植物のムラサキが群れて咲くことから「群れ咲き」の意味とする説と、花の色がムラになって咲くことから「むらさき」になったとする説がある。
すし屋などで醤油を「紫」と言うのは、醤油の色に由来する。
女房詞でイワシを表すのは、イワシの集まる時間は海面が紫になることからか、「鮎(あゆ)」に勝るところから紫は「藍(あい)」に勝るとかけたものである。