ニッコウキスゲ/日光黄菅/にっこうきすげ

意味

ニッコウキスゲとは、ススキノキ科の多年草。6~8月、茎頂に橙黄色の6弁花が数個開く。

語源・由来

ニッコウキスゲは、栃木県の日光に群生地があり、黄色を帯び、姿がスゲの仲間のカサスゲ(笠菅)に似ることからの名。
ただし、日光の群生が有名なことから付いた名であり、この地方の固有種ではなく、本州中部以北に広く分布する。
江戸時代には「ゼンテイカ(禅庭花)」や「セッテイカ(節庭花)」と呼ばれていたが、1896年に牧野富太郎博士が、前二者とあわせて「ニッコウキスゲ(日光黄菅)」を和名として発表して以降、「ニッコウキスゲ」の名で呼ばれることの方が多くなった。

別名・類語

ゼンテイカ/セッテイカ/エゾゼンテイカ/エゾカンゾウ/センダイカンゾウ/トビシマカンゾウ/ムサシノキスゲ

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