ムクドリの意味
ムクドリとは、スズメ目ムクドリ科の鳥。全長約24センチ。黒褐色で、顔と腰に白い部分が混じり、くちばしと脚は橙黄色。
ムクドリの語源・由来
ムクドリはムクノキ(椋木)の実を好んで食べることからの名というのが定説となっているが、ムクノキ以外の種子や果実、昆虫なども食べる。
ムクドリの特徴は、何万羽ともいわれる大群をつくって「リャーリャー」と鳴くところにあるため、「群木鳥(ムレキドリ)」や「群来鳥(ムレキドリ)」の略転説がある。
ムクドリには「群れ」に通じる方言も多いことから、ムクドリの語源も「群れ」で、そこにムクノキの実を食べるところが関連づけられたと考えるのが妥当である。