クスノキ/樟/楠/くすのき

意味

クスノキとは、クスノキ科の常緑高木。暖地に自生。長寿で、高さ20メートル以上にもなる。全体に芳香があり、樟脳をとる。

クスノキの語源・由来

クスノキの語源は諸説あるが、「クスリノキ()」や「クスシキ(奇し木)」の説が妥当である。
クスノキからは樟脳をとり、香料・殺虫剤・防臭剤などにすることから「薬の木」。
「奇し」は「霊妙だ」「不思議だ」という意味の形容詞。
「薬」は霊妙な薬効があるものいい、「奇し」と同源であるため、クスノキの語源は「薬の木」と「奇し木」のどちらともいえる。
クスノキの漢字「樟」は「高く伸びる木」を表し、「楠」は「南方原産の木」を表している。ただし、中国で「楠」はタブノキを指す。

クスノキの別名・類語

クス/ナンジャモンジャ/樟脳の樹/四天王樹

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