くだを巻くの意味
くだを巻くとは、主に酒に酔った時、とりとめのないことや不平不満など、訳のわからないことをぐずぐず言うこと。
くだを巻くの語源・由来
くだを巻くの「くだ(管)」とは、機織りで糸を紡ぐときに用いる軸のこと。
これを「糸繰車(いとくりぐるま)」に差して糸を巻くと、「ぶうんぶうん」と単調な音が鳴る。
その管巻きの音や糸を巻く動作が、酒に酔った人が同じことを繰り返し、くどくど言う姿に似ていることから、「くだを巻く」と形容されるようになった。
愚痴を撒き散らす印象から、「まく」を漢字で「撒く」と表記するのは誤りである。
くだを巻くの類語・言い換え
酔いては管巻く/ぐだぐだ言う/くどくど言う/ぐずぐず言う/つべこべ言う/つべらこべら言う/ぶつぶつ言う/ぶつくさ言う/ああだこうだ言う/がたがた言う/四の五の言う/愚痴を言う/愚痴をこぼす/愚痴る/文句を並べる/不平を並べる/不満を並べる/不平不満を並べる/不満を垂れる/繰り言を言う/御託を並べる